アイ・アム・レジェンド(2007・米)

アイ・アム・レジェンド公式HP

2012年、非常に感染力の強い未知のウィルスによって人類が死滅した。地球でたった1人、有能な科学者のロバート・ネビルだけが生き残る。彼は愛犬サムと病気の研究に励み、他の生存者の存在を信じてラジオで呼びかけていた。

日曜洋画劇場で放映したものを鑑賞


主人公以外はまったくひとっこひとりいない無人の荒廃したニューヨーク
動物園から逃げ出した野生動物たちの楽園になっていた・・・
冒頭のこのシーンは無音の迫力があって見入ってしまった


本当に誰もいないのか?
主人公にサム以外の相棒はいないのか?
絶対の孤独を生きる彼に救いはあるのか?
途中までは話の展開に予想がつかなくてドキドキしながら見てました


・・・が、中盤から
★以下ネタバレ★

主人公が生き残ったのはウィルスに対して免疫を持っていたから
免疫を持たずに感染した人たちはダークシーカーになってしまう
吸血鬼みたいに紫外線にあたると皮膚がただれてしまうし
ゾンビのように凶暴だけど動きはノロノロではなく
ウィルスのせいなのか運動能力は感染前よりUP!
昼間は建物など日の当たらないトコでこっそりしているけど夜は無敵!

ゾンビもとい、ダークシーカが出てきた時点でがっかり
よくあるゾンビものパニックホラーかとorz

後半、どうやってサバイバルしてここまで生き残っていたのか分からない女性と男の子(この二人は親子)が出てきてさらにがっかり
せっかくラジオきいてはるばる会いにきてくれた生き残りに対する主人公の態度にもがっかり
しかも、どっかウィルスが死んじゃうくらい寒い高さの山で生き残った人たちの集落があるらしいって情報にもがっかり、なんじゃその都合のいい展開
ラストは隠れ家をダークシーカーたちに見つかって女性と男の子の3人で地下実験室に追い詰められるんだけど奇跡的に治療薬(ダークシーカーを人間に戻す血清)が完成していて主人公はそれを親子に託し自分は爆弾もって敵の群れに特攻!血清は生き残った人たちの手に渡って彼は人類を救った男として伝説になりました。めでたしめでたし

( ゚д゚)ハ?
なにこのとってつけたようないい加減な終わり方
納得できない!伏線が回収できてない!!


どーにもこーにもスッキリしないのでネットで調べていたら
もうひとつのエンディングがあってDVDに収録されていると判明
mixiニュースのリンクより→ぼのぼのさんのブログ『Badlands 映画・演劇・音楽レビュー』
別エンドの内容が詳しい→ねこめがねさんのブログ 『strays absolutely.』
別エンドの方が“伝説”の映画になったのに


原作の「地球最後の男」が読みたい(≧∇≦)