the EYE(2003年・香港=タイ)

公式HP(タイ語・英語)http://www.mongkolfilm.com/theeye/index_th.html

14年前に実際に起こった角膜移植事件。恐怖はそこから始まった。

2歳の時に失明したマンは20歳になり角膜移植の手術を受け視力を回復する。
脳腫瘍で入院中のインインという少女に励まされリハビリを続けていた。ある夜、隣のベッドのお婆さんが黒い人影とともに病室を出ていくところを見かける。翌朝、看護婦にその事を告げるがすでにお婆さんは他界した事を知る。
やがてマンは退院し、心理療法士のワ・ローのもとに通いながら除々に視力のある生活になれていくが…。

彼女は普通の人が見えないモノが見えるようになってしまう。起きている時も眠っている時も「死者の姿」にうなされる毎日。やがてその現実を受け入れようとした矢先、彼女だけが知らなかった驚愕の事実が明らかになる。

↓↓感想には多少のネタばらしが含まれてます。見たい方だけドラッグして読んでね↓↓

『リング』+『シックスセンス』ってな感じです。前半は文句ナシに恐い!『目をそらすな』と最初にメッセージが出ますが恐くて目をそらす事がデキナイ…。演出のセンスがよく、私のツボをつく脅かし方もぐぅ!。一番恐かったのは、エレベーターのシーン。防犯カメラには何も映ってないのに中をのぞくと壁に向かってお爺さんが立っている。誰もいないのを確かめて乗ったはずなのに…………………………………いる!そのお爺さん(幽霊)がゆっくりゆーーーっくり近付いてくるトコはかなり恐い!。エレベーターにもう乗れないようぉぉぉ!。後半は恐怖感が薄れて、感動するシーンが多数。特にインインとの別れのシーンは号泣!普通の人には見えないモノが見えてしまう能力に苦しめられているけどそれのおかげで会いたい人に会う事が出来た。「世界は美しい」「少し強くなるだけでいいの」と言い残していってしまう。インインに励まされて前に進もうと決心をするマンの姿にはマジで感動。

私が見た渋谷の劇場シネクイントではリベンジシステムという面白いサービスがあります。
あまりにも恐くて途中退場してしまった人向けのモノで、チケットの半券にスタンプを押してもらうと900円でもう1回見る事が出来ます。
前半が恐くて最後まで見れなかった人はぜひ!このシステムを利用して最後まで見る事をオススメします。
ただ恐いだけのホラー映画ではないですよ、「世界は美しい」と感動も出来る映画です。
純粋に恐いのが見たい人にはオススメデキナイけど(w。
それにしても主演のアンジェリカ・リ−は可愛い!!
惚れてしまった(w