アバウト・シュミット（2003・米）

定年後、妻に先立たれてしまったシュミット。自分の人生はそこそこ幸せだった、妻と過ごせて良かったと思い出にひたりながら遺品を整理していると自分の親友と浮気している事が分かった。もちろんぶん殴りにいって絶縁状態に。

結婚を控えた娘の手伝いを申し出ても邪険にされ、誰からも必要とされず孤独になるシュミット。自分には何もない、平凡で孤独だと実感する。ラストシーンの主演のジャック・ニコルソンの演技にはこみあげるものがある。

仕事ひとすじの日本のお父さん！必見ですよ。