ゴッドアーミー/悪の天使 GOD'S ARMY/THE PROPHECY(1994・米)

背後から・・・

ロスで元神父の刑事トーマスが、眼のない両性具有の謎の死体を調べているうちに、所持品から二世紀に書かれた「ヨハネの黙示録」を発見する。その「ヨハネの黙示録」には本来はあるはずのない、第23章がついていた。そこには「天国の2番目の戦い」が記されており、戦いの指揮をとっている大天使ガブリエルは人類抹殺の切り札として強力な軍団を指揮できるホーソン大佐の邪悪な魂を必要としていた。ガブリエルの企みを阻止すべく先回りしたシモンはホーソン大佐の魂をナバホ族の少女マリアに託す。マリアをめぐり彼女を守ろうとする女教師とトーマス、ガブリエル、そして・・・ルシファー=サタンが戦いを繰り広げる!。

花と○めで連載してた天使禁○区テイストな映画。こういうB級サイキックオカルトホラーって好きなんでヴィゴの出番が少なくても楽しかった。
ガブリエル演じるクリストファー・ウォーケンが人間離れした雰囲気があった良かったなぁ・・・妙にせこいつーか人間くさいトコもぐぅw。あとシモン役のエリック・シュトルツもブロンドのひげ面がセクシーで良かったw。
なんで天使の皆さんは登場する時にうん○座りしているんだろうか(^^;。

ゲームの女神転生シリーズファンとしては、残酷な性格の天使ってツボ
神の愛が人間に注がれているのにガブリエルら上級天使が嫉妬しているって設定もいいなぁ。結構グロシーンもあるんでダメな人は見ない方がいいです。天使の串刺しなんて罰当たりな映像は見ごたえあったなぁ、背徳的でいいわぁ・・・。

ヴィゴ演じるルシファーは最後の方に出てきて(見始めて73分くらい過ぎてだったかなぁ)ストーリーを解説してくれますw。なんつーか解説役兼締めくくり役って感じだったな。妖しさ大爆発でよかったけど・・・特に心臓をかじるシーンとかね♪。黒いマニキュア塗ってるトコもツボ。

ヨハネの黙示録の新たなる一章とか第二次天使戦争とか背徳的なかつカルト的なムードぷんぷんな映画。さらにナバホ族の聖地、ネイティブ・アメリカンの宗教観も出てきてマニア度UP。
万人向けではないけど天使とか悪魔とかに間違ったドリームを抱いてる人にはオススメ!。