機動警察パトレイバー PATLABOR THE MOVIE(1989・日本・アニメ)

機動警察パトレイバーの詳しい解説は↓
http://www.interq.or.jp/black/alphonse/special/special8_1.html
↓サンデー名作ミュージアム
http://websunday.net/museum/no08/no08in.html

1999年東京。ハイパーテクノロジーの急速な発展と共に、あらゆる分野に普及した汎用人間型作業機械「レイバー」。しかし、それはレイバー犯罪と呼ばれる新たな社会的脅威をも生み出すことになった。警視庁は続発するレイバー犯罪に対抗すべく本庁警備部内に特殊車輌二課を設立し、これに対抗した。通称「特車二課」、パトロール・レイバー中隊――『パトレイバー』の誕生である。湾岸ではレイバーを多数稼働させて東京の土地問題を一挙に解決しようと今世紀最大の洋上工事計画=バビロン・プロジェクトが推進されていた。その頃レイバーの暴走する事故が続発、レイバーに組み込まれた新型OSのHOSが関係しているとわかるが、そのプログラマー帆場は自分のデータを消して姿をくらましていた。帆場の足取りを追ううちに首都圏数十万台のレイバーが同時に暴走する可能性が明らかになる。

機動警察パトレイバーとはなんぞや?って人はとばしてください(^^;
テレビ放映してたアニメを見ててコミック文庫も揃えました。ロボットアニメなのにパイロットが女の子ってトコが好きです、「特車二課」の面々が個性を発揮して物語を作っているトコも。人間ドラマがしっかりしてるのでメカものに思い入れがなくても面白いです。
このシリーズってパソコンに詳しい人が見たらたまらないんだろうなぁ〜詳しくなくても十分楽しめるんですけどね。東京の下町の風景にレイバーが妙になじんで見える・・・近未来の現実もこうなるのと面白いのにw。
ウインドウズ95とか出る前なのにコンピューターウイルスとかOSとかを題材にしているのがすごい!
今でも十分に通用するネタだし、ちゃんと娯楽作品として仕上げてるのもすごい。
斬新な題材をうまく使っているけれども謎だらけで伏線はりまくりでちゃんとネタを消化できるのか不安だったけど最後はスッキリとまとまって一安心w。
クライマックスにレイバーが暴れまくる
・・・もとい大活躍するのはいい!やっぱり大立ち回りがなくっちゃね〜w太田さんの切れっぷりは好きだw。
エンディングは爽快感抜群!試合に負けて勝負に勝ったすがすがしさ(謎。曲も最高に良かったし。
なんで今更パトレイバーなのかというと先日みた「交渉人真下正義」の感想をネット検索してたらパトレイバーのぱくりとか劇場版にそっくりだ、とあちこちで書いてあったから気になってレンタルしてみた。こっちの方が娯楽作品としては上だと正直思ったり(^^;伏線はちゃんと回収してつじつまはちゃんと合わせてるし、見ている側に疑問を残さないし、盛り上げるトコはしっかりと盛り上げてるし!鑑賞後に納得できないけどまあいいか〜とは思わないしw。期待通りの面白さを得られる映画。これが89年に作られた事実が信じられないΣ(´д`ノ)ノ そろそろ実写化してもいいのに・・・ハリウッドでwもしくは韓国でw。