スタンドアップ 原題 NORTH COUNTRY(2005・米)

公式HP http://wwws.warnerbros.co.jp/standup/

夫の暴力に耐えかねて子供を連れて故郷に帰ってきたジョージー。鉱山の町としての伝統を育んできた町の住人たちの視線はシングルマザーに冷たい。娘を理解しようとしない父親との確執、彼女の生き方に背を向ける息子、まさに四面楚歌の状態だがジョージーは子供たちのために、自立を目指して、鉱山で働きだす。だが職場では、男性社会に進出してきた女性に対する会社ぐるみの厳しい洗礼と、屈辱的な嫌がらせが待っていた。

映画見ながら泣きました。・゚・(ノд`)・゚・。セクハラを受けた女性が鉱山会社を相手に集団訴訟を起こして勝利するまでの苦難を描いた話です。鉱山の数少ない女性労働者に対してのいじめは見ててつらかった・・・嫌がらせを通り越して犯罪だ(# ゚Д゚)。皆と同じように働きたいだけなのになぜ女性というだけで差別や虐待を受けながら仕事をしなければいけないのか!?文句を言ったら嫌なら辞めろ!?子供たちを養い守るためにも働かなくてはいけない!ジョージーは立ち上がった!。
裁判が進行するにつれジョージーの過去が明かされ、ギクシャクしていた父や息子と徐々に理解しあっていく過程は感動( ;∀;)。鉱山の集会でのお父さんのスピーチは涙なしでは見れません。
ジョージーの子供に対する愛情にはただ、ただ感動。・゚・(ノд`)・゚・。 子供に対する愛、親が子供を思う愛、お互いを大切に思う家族愛がもう本当に感動。・゚・(ノд`)・゚・。家族愛が物語の根底にしっかりあるから途中ツライエピソードがあっても最後まで見れた。
ジョージーは悲しみを身ごもって優しさに育てたのね。・゚・(ノд`)・゚・。
女性の権利をヒステリックに主張する映画ではないので男性にもオススメです、差別や虐待を受けずに働く権利ってのは女とか男とか関係なく“人間”として大切な問題だから。
これがアカデミー賞とらなかったら審査員がバカ!(おすぎ調で)