いま、会いにゆきます(2004・日本)

公式HP http://www.ima-ai.com/index.html

雨の季節になったら、ママは必ず戻ってくる。小学一年生の佑司は、一年前に病気で死んだ母・澪が残した言葉を固く信じていた。父の巧も、有り得ないことだとわかっていながら、つい空模様が気になってしまう。そして、梅雨に入ると、本当に澪が姿を現す。ただし、彼女は一切の記憶を失っていた。家族のことはおろか、自分が死んでしまったという事実も。その日から3人の新しい生活が始まる。澪に請われるまま、巧は高校時代に遡る2人の出会いを語ってきかせるのだった…。

セカチューのパクリだろうとなめてかかったら、意外や意外・・・感動してしまった。・゚・(ノ∀`)・゚・。子供を使うのはずるいや(;つД`) 。恋愛純愛というより母の愛家族愛ヽ(´ー`)ノ
雨に濡れた森や廃屋の秘密基地、巧と佑司たちの暮らす家、町並みなどなどロケーションが綺麗。ロスタルジィを感じる風景で懐かしい気持ちになりました。
約束通りに戻ってきた澪を喜んで受け入れる佑司に涙がほろり(つД`)まだ小さいもんねぇ・・・お母さんが恋しいよなぁ・・・。記憶をなくした澪に自分たちの馴れ初めを話す巧の表情は演技とは思えないほどとろけてました(〃▽〃)。巧も佑司も澪のコトを本当に愛していて、大切な存在だったコトが表現されていてじわりと感動。
前半は巧サイドから澪に対する思いが描かれていて後半は澪の残した日記を読む形で巧対する思いが描かれていました。高校の同級生でずっと同じクラスで隣の席、でも挨拶以外言葉を交わした事のない二人・・・あぁ!なんてくすぐったいシチュエーション(≧∇≦)卒業後に再開してゆっくりと愛を育む様子はすごくよかった・・・あぁ自分も高校生の時にこんな恋愛したかったな〜(;´Д`)女子校だったんで共学がうらやましいぃぃ!!
前半と同じシーンを後半で何度も見せられてげんなりはしましたが澪が雨の季節に戻った理由を説明するのにはしょうがないのかも(;´Д`)もうちょっと見せ方に工夫が欲しかった。
↓ネタバレ↓

澪の日記に書かれていた「私を好きになってはくれない?」とか学級委員の権力を使うトコとかにちょっとひきましたが・・・まぁ・・・それだけ好きだってことで・・・思い込みが激しい妄想女か!?っと考えると映画が感動できなくなるし(;´▽`A``なんか計算高いよな〜女の子は怖いだぞぉ!とつっこみを入れつつもすべてを受け入れて巧を愛する事を選んだ澪に感動。9年後の雨の季節にタイムスリップをした澪は巧と結婚して子供を授かるけれども、若くして死んでしまう運命にある事を知ってしまう。巧を愛して佑司を生まなければ別の人生があったかもしれないのにそれでも自分の思いを貫いた澪の強さは素晴らしい。これほどまでに愛せる人に出会えた人生が不幸だったはずはない。・゚・(ノд`)・゚・。

これを見た後、ベタだけど結婚したいとか子供が欲しいと思うのは当然かも(ノ´∀`*)籍を入れる前に子供作っちゃうのも納得。(映画の共演がきっかけで主演の二人・中村獅堂と竹内結子は結婚)