クジラの島の少女(2002・ニュージーランド・ドイツ)

作品紹介のHP http://www.herald.co.jp/official/kujira/index.shtml

「祖先はクジラにのってやってきた」という神秘的な勇者伝説を信じるマオリの一家。代々、男を族長とする一家の長男は双子の男女を授かるが、産後すぐに母親と男の子は亡くなってしまう。父親は残された女の子にパイケアと名付け、悲しみのため家を去る。それを受け入れられない祖父も孫娘の成長とともに愛を覚えていった。しかし、後継者は男子と頑なに信じる祖父は、部族の訓練に参加しようとするパイケアを激しく拒絶する。ある日、彼女を待ち受ける悲しい運命に呼応するかのように何頭ものクジラたちが浜辺に打ち上げられた。一族の終末の暗示では、と恐れる島の人々は海へ還そうとするが、クジラはびくともしない。そのとき、パイケアは静かに一頭のクジラに近づいていく。伝説の勇者“ホエール・ライダー”の魂を受け継ぐものとして、ニュージーランドの海と大地に彼女が起こす奇跡とは――。

パイケア役のケイシャ・キャッスル=ヒューズがとにもかくにも健気で可愛くてよかったヽ(´ー`)ノファンタジー映画のロケ地に選ばれるだけあってニュージーランドの風景は見ていて癒された(´∀`)旦~。見所はマオリ族に受け継がれている伝統的な歌や衣装や踊り、島に伝わるクジラの伝説などなど・・・詳細に撮影されていてNH○のドキュメンタリーを見ているようでした。
ぬるーくゆるーくおじーちゃんむかつく〜〜〜とストーリが進んでいきます。盛り上がるシーンがないし、美しい景色がリラックス効果をもたらして途中何度か眠くなりました(´-ω-`)
後半の学芸会でのパイケアのおじーちゃんに捧げるスピーチは無性に涙腺が刺激されて知らず知らずのうちに涙が ・゚・(つД`)・゚・うおーんこんないい子をなんでおじーちゃんは分かってあげないんだよぉぉぉ!!・・・切なくなりました(つД`)この辺は眠気が覚めました(;´▽`A``女の子であるだけでおじーちゃんから認められないパイケア・・・村を出て行きたがる大人たちとは違い伝統を大切にしようとする気持ちは誰よりも強いのに。・゚・(ノд`)・゚・。
期待していたほど激しいものがありませんでしたが(劇的な展開があったり“奇跡”ってのがもっとすごいかと思っていた^^;)いつのまにか自分の中の何かが浄化されている・・・鑑賞後にそんな気分になりましたヽ(´ー`)ノ
ニュージーランドの美しい自然とクジラに癒されたい人、のんびりした時間を過ごしたい人にオススメです ヽ( ^∀^)ノq□コーヒーと一緒にどうぞ〜。