嫌われ松子の一生(2006・日本)

公式HP http://kiraware.goo.ne.jp/

昭和22年・福岡県大野島生まれの川尻松子は、お姫様みたいに幸せな人生に憧れていた。しかし、修学旅行での生徒の窃盗事件がきっかけで20代で教師をクビになり、エリート街道から転落、家を飛び出して風俗嬢になってしまう。その上ヒモを殺害して刑務所へ送られ、壮絶な不幸の連続にまみれた転落人生が始まる。愛を求める松子の前にはさまざまな男が現れるが、彼女の選択はことごとく不幸へと繋がってしまうのだった。53歳、河川敷で死体となって発見された彼女の生涯を探る笙が見たものは?

下妻物語の爽快さを期待すると裏切られます
でも、面白かったヽ(´ー`)ノ

小松子と中谷美紀の松子ひょっとこ顔でつかみはOK(≧∇≦)b昭和22年から松子の人生と一緒に戦後の日本も描かれているのが感慨深い・・・のか?。松子の見ているテレビに自分も見てきたおなじみのシーンが出てくると妙に懐かしい気持ちになったり、光GENJIパラダイス銀河には笑ってしまったw懐かしすぎる〜。
映像がこれでもかってくらい細かくて気合が入っていたので見ごたえ十分!。松子の視点(脳内妄想は爆走中☆)=ミュージカルはテンポはいいし映像は凝ってるし綺麗だし、笑えるしw最高〜この部分だけ集めたDVDが欲しい!特に、トルコ風呂(ソープ)でナンバーワンになるまでと時代の移り変わりで転落していく過程をボニーピンクの歌にのせてネオンギラギラ☆原色派手派手な映像のミュージカルは最高でした(≧∇≦)。ラブイズバーボォ〜ルゥ〜〜♪まさにエロかっこいいw中谷美紀の上目使いと舌をペロ〜ンな表情はゾクリとしました〜ヽ(´ー`)ノ

病弱な妹ばかり可愛がる父の愛情が欲しくて、ただひたすら愛を求めて悪い方へ悪い方へ転がっちゃう松子。(その時は)ただ一人の男をひたすら愛する・・・んだけど見事にダメンズばかりを選ぶ( ; ゚Д゚)暴力振るうわ、不倫男だわ、ヒモだわ・・・暴力シーンは気分が悪くなった(# ゚Д゚)オトコがオンナを殴んじゃねぇぇ!!顔はやめな!ボディにしな!ボディ(違。
明るくポップな雰囲気な映画なんだけど、話し自体は暗い!重い!
目を背けたくなるほどじゃないけどチョイグロあり。クドカンの自殺やヒモを殺害するトコなどなど・・・その手のシーンがあると思ってなかったら不意打ちΣ(゚Д゚)だからPG-12なのか。
↓ネタバレ↓

松子は何者かに殺されて川原で死体となって発見されるんだけど、犯人はなんと夜遊びしていた中学生(くらいの子たち)。早く帰りなさい、と注意した松子を一回帰った振りをして後ろからバッドで殴りつける。やっとやっと松子が人生をやり直そうとしたところだったのに・・・!こんな終わりかたってひどすぎる・゚・(ノД`;)・゚・
ラスト、花畑の階段をのぼっていって松子が「ただいま」と言って妹は「おかえり」答える。ずーっとずっと松子は「おかえり」と迎えてくれる人を求めていたんだな〜と切なくなり、死んでからだけど妹と仲直りできてよかったな〜と思うと( ̄ーÅ)ホロリ
暗くて救いがない話だけど最後の「ただいま」「おかえり」でちょっとだけ救われたかも

ゲスト陣は豪華だけど、出番が思ったより少なくてそこはちょっと残念(´・ω・`)クドカンすぐ死んじゃったし荒川良々はいい人役だったけど短かった。サスペンス劇場のパロディはくどくてよかったw片平なぎさ(*^ー゚)b グッジョブ!!伊勢谷友介はワルかっこいい( ̄∇ ̄*)
はたから見れば不幸かもしれないけど人生に一生懸命だった松子は純粋で素敵だ(ノω・、)