サンシャイン2057(2007・英)

サンシャイン2057公式HP

2057年。太陽の消滅が目前に迫り、地球は滅亡の危機に瀕していた。最後の希望は宇宙船・イカロス2号に搭乗した8人のクルーたち。彼らは太陽に核兵器を打ち込むことでその再生を行うという、極限の任務を任されていた。順調に航行を続けるイカロス2号だったが、そこに突然遭難信号が送られてくる。送信元はかつて同じミッションに失敗したイカロス1号。8人は協議の末、イカロス1号とのランデブーを試みようとするが…。

アンチ★アルマゲドンSF映画
人類を救うため!私がやらなきゃ誰がやる!?的SF娯楽大作ではありませんでした
典型的なハリウッド娯楽映画では味わえない
駄作!と言い切ってしまえない
ちょっとひとくせあるような・・・
独特の味わいがあるような・・・
妙な醍醐味があります( ̄ω ̄;)
う〜ん、太陽に魅せられてって感じ!?


話がいきなりはじまって
何がなんだかよく分からないうちに話が進んで
いつのまにか終わってました
感動的ではあるけど、とってつけたようなオチだったなぁ( ̄ω ̄;)


出演者がみんな地味で誰が主人公か分からず
日本人の悲しい性で出演しているんだから主役だろうと
勝手に思い込んでいた真田広之は雑魚キャラ扱いでした_| ̄|○
キャプテンなのに・・・
※彼目当てに見に行く人には決してオススメできない映画です
↓ネタバレ↓

序盤、シールドのパネルを修理するシーンで太陽の熱で焼死!!
ええ!?もう死んじゃうの( ̄□ ̄;)!!

映像と音楽はとても綺麗でした
クライマックスの音楽は涙腺を刺激されるほどに美しい。・゚・(ノε`)・゚・。
つくづく・・・もったいないなぁ、と思ってしまいました
謎は謎のまま解明されず状況説明もろくにせず
途中観客を置いてけぼりにする脚本で残念
あ、理解出来なかったのは私だけかもしれませんが(;´▽`A``
↓ネタバレ↓

イカロス2号の乗組員を次々と殺していったのは
本当にイカロス1号の生きていた船長なのか?
宇宙の亡霊なのか?
逃げ場のない宇宙空間にいることのストレスで
精神に異常をきたした主人公が殺人鬼になったのか?
(↑主人公=殺人鬼ってのはさすがに無理がありますがーー;)



やたらと太陽を神聖視してたり
神様を出したりしてたけど
結局、監督さんは何がいいたかったのだろう・・・


そもそも核爆弾を太陽にぶつけて活性化できるものだろうか?
科学的なコトはあまり気にしないで見てましたけど( ; ゚Д゚)
詳しいことを説明されても分からないし
映画だしフィクションだしまぁいいかヽ(´ー`)ノ


イカロス2号を作ったときに地球上の核をすべて使い果たした
人類にはもうイカロス3号を作る力がない
と、主人公のキャパが言っていたけど
これは今回のミッションが成功したら
太陽が輝きを取り戻したら
人類には核のない明るい未来が待っているってこと?
そう思うとラストのまぶしい太陽がより感動的に見えるなぁ
よし、勝手にそう解釈しよう・・・うん( ̄ー ̄)


ダニー・ボイル監督って人間の醜さを描くのがスキよね・・・
逃げ場のない空間、限られた時間、絶望的な人類の未来っていう
極限状態でも争ってしまうクルーたち・・・
仲良くしようよう(;つД`)


中盤以降のサバイバル劇は見ごたえがありました
かなり緊張感があってドキドキしました( ̄□ ̄;)!!
クルー以外には誰もいないハズなのに
コンピューターは正体不明の人物がいるとささやく
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル


基本的にSFですがホラーあり!オカルトあり!グロあり!なので
苦手な人は見ないほうがいいです(;´▽`A``
「エイリアン」がダメな人は絶対に見てはいけません!!


自分が生きてるうちに気軽に宇宙旅行
出来るようにはならないだろうけど
これを見て
宇宙なんか絶対行かない( ̄□ ̄;)!!
って思いました