ゲド戦記(2006・日本)

ゲド戦記金曜ロードショーのHP

多島海世界のアースシー。西の果てに棲む竜が人間の住む世界である東海域に現れ、共食いをしていた。あってはならぬことが起こり始め、世界の均衡が崩れつつあった。農民は田畑を捨て、職人は技を忘れていき、人の頭は変になっていくなどさまざまな異変が起こり始めていた。やがて人々が魔法を信じることができなくなったとき、大賢人ゲドは世界の均衡を崩す原因を突き止めるための旅に出て、国を捨てた王子アレンと出会う。

日テレで放映したものを録画して鑑賞
原作のゲド戦記の詳しい説明は→Wikipedia


評判ほど悪くないけど、評判通り監督の言いたい事が伝わってこない映画だった
映像も音楽も綺麗!テルーの歌は本当に素晴らしいのに
伝え方が下手くそなばかりに何の感動もなかった


命大事に!がんがんいこうぜ!
って言いたいのは分かった
「命を大事にしないやつなんて大嫌いだ!」とか
「死ぬことを怖がったらだめだ」とか
「死ぬことが分かっているから命は大切なんだ!」とか
なんの前触れもなく唐突にキャラクターにしゃべらせるだけじゃ
せっかくの感動的なセリフが心に響いてこない
あ〜もったいない(# ゚Д゚)
テヌー以外はみんな名演技でした
あ〜もったいない(# ゚Д゚)
歌がよかっただけにもったいない!


広げた風呂敷たたまずにまとめちゃいましたね、監督さん
見ていて「?」と思った点は全部そのままにエンドロール
疑問はすべて原作読んで自分で解決しろって事ですか?監督さん


↓見てて「?」と思ったこと↓

・アレンはなぜお父さんを殺すほど追い詰められていたのか?
・テルーの正体は竜?
・彼女がきたことによって均衡が崩れたの?
・そもそもなんで均衡が崩れたの?
・クモが何かしたから均衡が崩れたの?
・ずっと抜けなかった剣が抜けたのはどうして?
・で、世界の均衡ってどうなったの?

原作読んだことがないので映画を見る限り
ゲド戦記じゃなくてアレン戦記


言いたい事を上手に人に伝える練習いっぱいしてから
次の映画を作ってね、監督さん(≧∇≦)