ミリオンダラー・ベイビー(2004・米)
ロサンゼルスで古いボクシングジムを営むフランキーは、タイトルマッチに挑戦寸前で、唯一の金のたまごでもある選手によそのジムに移籍され意気消沈していた。その彼のもとに、貧困家庭出身で三十過ぎまで我流でボクシングを学んだ女性マギーが現われる。「女にボクシングは教えない。」とマギーをつっぱねたフランキーも次第にその熱意にほだされ、苛烈さでは男同士の戦いに勝るとも劣らない女子プロ・ボクシングの世界にいつしかのめり込んでいた。やがて2人の間に実の親子より強い絆が芽生えて行く。
BSで放映したものを録画して鑑賞
クリント・イーストウッド監督映画は暗くて重くて救いがないから
積極的に見たくないのにテレビで持ち上げられることが多いので気になってしまう
事前にアイリッシュ系アメリカ人とカトリックについて調べて
知識を頭に入れてから鑑賞することをおすすめ
見終わった後、ネットで調べてずいぶんと深いテーマなんだと思った
がけっぷちの女性ボクサーが才能を見いだされて
のし上がってチャンピオンになってハッピーエンド!
そんなアメリカンドリーム満載のよくある映画かと思いきや後半はがらっと雰囲気がかわり
生きるとは?人間の尊厳とは?を問う、かなりヘビーな展開に
この監督は覚悟して見てもきつい、怖いモノ見たさでつい手を出してしまう
心身ともに弱ってる時に見る映画ではないので注意