東京物語(1953・日本)
故郷の尾道から20年ぶりに東京へ出てきた老夫婦。成人した子どもたちの家を訪ねるが、みなそれぞれの生活に精一杯だった。寂しい思いをする二人を慰めてくれたのが戦死した次男の妻の紀子だった。紀子はわざわざ仕事を休んで二人を東京名所の観光に連れて行く。
BSで放映したものを録画して鑑賞
実の子どもよりも親身になって接してくれる原節子が姿も心も美しすぎる・・・!
結婚する前だったら親にそっけない子どもたちに憤慨しただろうけど
親と離れた生活に慣れたせいか実際はあんなモンだよなあ、と共感してしまう
原節子の方がファンタジーだわ
だから「わたし、ズルイんです」って劇中でセリフがあるのね
シーンのひとつひとつが完成された絵のようでした
今見ても十分に面白い名作