恋人たちの食卓 原題 Eat Drink Man Woman/飲食男女 (1994・台湾)

台湾最高峰グランドホテルの総料理長チュ。彼は妻を亡くし男手ひとつで娘3人を育てていた。毎週日曜日の夜は豪勢な料理を一緒に食べる事を娘たちに強要していた。大学時代の失恋で恋に臆病になっている高校教師の長女、航空会社のキャリアウーマンで奔放な次女、大学にアルバイトに忙しい無邪気な3女。3人娘それぞれの恋の行方を軸に父と娘、家族、人間関係そして人生を描いていく。

なんておなかが空く映画!!
台湾の5つ星ホテルの総料理長が腕を振るうって設定だから出てくる料理の見事な事、見事な事・・・中華料理だから細かい細工がほどこされた色鮮やかな料理がテーブルを飾ります。
それを見てるだけでも大満足フゥフゥ(* ̄。)-з旦~~。

ストーリーの方ももちろん大満足。
タイトルだけ見るとラブストーリーを想像しますが、小津安二郎の映画のようなほのぼの感があるし、渡る世間は鬼ばかりのような毒もあるw。台湾版ホームドラマ
それにしてもどの国でも娘ってのは勝手なモンでその人数分だけモメ事を起こすんだなぁw・・・(;・∀・)うーん・・・我が家もそうか!?。

娘たちが次々と家を出ていき、がらんとしていく家に残る父親。あぁ男親ってのは寂しいものなんだな〜っとそれがこの映画のテーマかなって思ったら大間違い!!ラストにやってくれます、このお父さん。

アジア映画に出てくる料理ってどれも本当に美味しそう!ぜひぜひ食べてみたいです