サイン・オブ・ゴッド(2003・ドイツ)

公式HP(販売のページ) http://www.pand.jp/lineup/pand-1195.html

考古学生ステファン。彼は2000年前の人骨の発掘に成功する。しかしその人骨に奇妙な事が…なんと、どう見ても現代医学によるものとしか思えない治療痕があるのだ。ありえない! 誰かの悪戯? しかし2000年前の人骨である事も化学的に立証されたのだった…人骨と同じ場所から発見されたもう一つの物があった。それはビデオの説明書と数枚のレポート用紙に書かれたメモ…そこにはタイムトラベラーと名乗る者がイエスキリストをビデオで撮影したとあるのだ!なんとも信じられない!ビデオカメラが発見されればそれこそ一大事件だ。捜査に燃えるステファン。しかし突然正体不明の武装集団に彼は襲われてしまう。この事件の裏には何かとてつもない巨大な陰謀が渦巻いているようだ…果たしてステファンはカメラを発見する事が出来るのか!そしてそこに映し出されている物は!?

「28日後」を借りたかったけど全部レンタル中だったのでお店のおにーさんに『コレ系統でなんか面白いのないですか?。』と聞いたらコレを勧めてくれました。「シティオブゴッド」とは違いますよw。ドキドキSF謎解きミステリー☆世界不思議発見ヽ(´∀`)9って感じです(謎。

遺跡の発掘現場で丁寧に砂を払っていくとあらわれる「SONY」の文字。すごいぞ!メイドインジャパン!。世界ブランドとしての知名度、浸透度を思い知りました。

SF映画とか小説を見たことがないとちょっと分からない箇所があるかもしれません、あとイスラエルが舞台になっているので政治情勢を頭に入れておくとストーリーがより楽しめると思います。エスさんが話の中心にあるのでキリスト教の知識が多少あればなお面白さがUP!(すると思います、たぶん)。私も小学生の頃、お菓子につられて日曜日に教会に通った程度の知識ですけど( ̄ー ̄; 。

主人公が謎の武装集団に追われるシーンは迫力があるし、ストーリーも凝っていて面白かったんですが、どうも神様色のあると鑑賞後スッキリしない。理にかなうけど腑に落ちない感覚。

原作が「イエスのビデオ」というタイトルでハヤカワ文庫から刊行。こちらの方がじっくり読めてストーリーを楽しめるかも。