デイ・アフター・トゥモロー THE DAY AFTER TOMORROW(2004・米)

デイ・アフター・トゥモロー 通常版 [DVD]
公式HP http://www.foxjapan.com/movies/dayaftertomorrow/

二酸化炭素の大量排出に伴う地球温暖化が深刻化する中、古代気候学者のジャック・ホールは、自らの研究結果をもとに大規模な気候変動を予測し、学会で注意を呼びかける。それから数ヵ月後、世界各地が前例のない異常気象に見舞われる。巨大ハリケーンがLAを襲い、大津波がマンハッタンを呑み込む。ジャックの仮説が予想外の早さで現実となったのだ。ジャックは人々を南に避難させるよう合衆国副大統領に進言するが、政府は事態の深刻さを理解しない。やがて気温が急激に下降し始め、北半球は氷河期に突入してゆく…。

典型的なハリウッドの超大作!まさにエンターテイメントムービー☆。
大画面で見ないと面白さが半減するので劇場へれっつらご〜♪。ストーリー?・・・いやいや!見所はCGだと分かっていても迫力のある映像でしょう〜!。

インデペンデンスディと同じ監督なので見なくてもラストの想像はつきますが・・・異常気象に襲われる世界の都市の映像や津波自由の女神を飲み込むシーンや氷河時代の到来で高層ビルが凍り付いていくシーンなど(CGだと分かっていても)息を呑むほどの大迫力!(*∀*)ウヒョー。
そして、洋画のお約束の「それ絶対に日本じゃないから!」と突っ込みを入れたくなる「東京」も登場♪。香港の屋台っぽいような・・・しかもラーメン屋のおやじは中国人っぽいような・・・日本人はやっぱりスーツにメガネに携帯電話かい・・・七三分けじゃなかったけど・・・「イマカイシャデタトコ」ってどう聞いてもネイティブな日本人の発音ないってば!。特に必要性のないこのシーンを挿入したって事は、エメリッヒ監督ってなんだかんだいって日本の事が好きなんだろうか・・・愛情表現はゆがんでいるけどさ。彼なりの日本人対するサービスとか・・・?。でも、きっとこういう状況になったら極東の小さな島国のニッポンに住むニッポンジンなんて全滅ね・・・。
NYで生き残った人たちは救助を待つしかない状況、なんだけど次から次へとピンチ☆が襲ってくるので(ラストは分かっていても)ハラハラドキドキ(´Д`;)。
主人公の息子役のジェイク・ギレンホールがとにかく美形だ・・・ガールフレンド役のエミー・ロッサムはものすごくキュート!この二人を見れただけでもよかったなぁ・・・。

↓↓ネタばれ☆↓↓

敵が大自然の脅威ではさすがのアメリカ軍も打つ手がなく、北半球の先進国は壊滅・・・南の方の途上国へ逃げるしかない。だけど、この手の映画にしてはめずらしくアメリカ軍がでしゃばっ・・・リーダーシップをとり敵に向かっていく!という展開がありません。地核に核弾頭をしかけて自転軸をずらして氷河期の突入を回避とか、そういうアホいやいや無茶をするアメリカ軍が見たかったなぁ〜(´▽`*)アハハ 。自然の脅威の前では逃げ惑いひれ伏す事しか出来ない人類・・・あぁ地球は大切にね!経済の発展(つまり金儲けだ!)だけを考えて、京都議定書に調印しないと大変な事になるんだねと反省し、いつもひどい態度をとってごめんねと南アメリカ諸国に謝るような描写があってこれは意外にもアメリカ万歳映画ではない。でも、批判もしない。ラストシーンの宇宙飛行士たちがみる浄化された地球の青さはとても美しかった!CGだと分かっていてもw