ダイヤルM A Perfect Murder(1998・米)レンタルして鑑賞 

実業家スティーヴンは妻エミリーの浮気相手デイヴィッドに妻殺しを依頼する。強盗を装って殺害する計画だった・・・しかし計画実行の際、彼女が正当防衛で強盗を殺してしまったことから、完璧だと思われた計画が次第に狂っていく・・・。

グウィネスが美しい・・・(* ̄。 ̄*)ウットリ。お金持ちの役なんで着ているものやアクセサリーなどが素敵!一見シンプルなのにとてもセンスのいい格好です。スタイルがいいからホント何を着てもサマになるんだなぁ〜。
目当てのヴィゴは、この時40才近いはずなのに妙に若い!芸術家の役で作品内に出てきた絵画は実際に彼が描いたものだとか。それにしても絵の具だらけの汚い格好がなんてサマになるんだろうw下手に綺麗な格好をするよりセクシーだw。

ヒッチコックの名作「ダイヤルMを廻せ!」のリメイク。映画としての出来はオリジナルにかないませんね・・・やっぱり。昔、深夜に放映されてたオリジナルを見た事がありますが、二転三転するストーリーがとても面白かった!。
リメイクの原題は「A Perfect Murder」このまま邦題にしてもよかったんじゃないかなあ。映画内の重要な小道具のひとつである[電話]は、オリジナルが作られた44年前(1954年)はダイヤル式だったけど現在(1998年)ではプッシュ式だし、しかも携帯電話まで登場してるし・・・邦題の「ダイヤル」はオリジナルを知らないと何の意味があるかまったく分からない。プッシュ式じゃ廻すダイヤルがないよ・・・。

マイケル・ダグラスってこういうなんかたくらむ系の役がサマになるなw。完璧な計画だ!と自信たっぷりな割りには詰めが甘いのでほころびをごまかすのに一苦労・・・必死で取り繕う様子が危なっかしくてそれでハラハラドキドキします。

テレビで放映されるのを見る分には、まあまあ面白い映画かな。ラストはあんまりすっきりしないし・・・もしかしたら火曜サスペンス劇場の方が面白いかもなぁ(−−;。