シモーヌ(2002・米)レンタルして鑑賞 

公式HP http://www.gaga.ne.jp/simone/

落ち目の映画監督ヴィクター・タランスキーの元に、彼のファンと名乗る怪しげなコンピューター・エンジニア、ハンク・アレノが現われ、CG女優を作る画期的なソフトを開発したことを告げる。ハンクはまもなく絶命し、タランスキーの手元に女優創造PCソフトが残された。彼はそれを使って、完璧な美貌の女優シモーヌを誕生させる。シモーヌの人気はすぐ爆発し、タランスキーの映画も大ヒットを記録。だが世界が熱狂するにつれ、実在しないシモーヌの秘密を守るため、タランスキーは四苦八苦するハメに。

「ガタカ」に物凄く感動したので同じ監督のコレも興味を覚えて見ることにした。
CG女優ってホントに実現しそうだよなぁ・・・その昔CGアイドルって売り出したけど結局どうなったんだろう( ´ー`)y─┛~~~ 。

シモーヌは確かに綺麗だけどアメリカ的すぎてイマイチ私好みじゃない( ̄ヘ ̄)
今作は出ている俳優さんに好きな人がいなかったのでどーも思い入れをもてなかったなぁ・・・ガタカはDVD買っちゃうくらいに気に入ったんだけど。
マスコミや映画界やわがままな俳優さんたちに対する皮肉はたっぷりと含まれていて見ていてニヤニヤ、主人公のタランスキーって名前も誰をパロっているかがわかってニヤニヤ( ̄ー ̄)。

実体を見ないでマスコミ報道に振り回される人々はまさに自分たちそのもの・・・う〜ん確かに雑誌のインタビュー記事なんて編集されてるだろうに鵜呑みにしちゃってるかもなぁ。
共演者や映画関係者の前にまで姿を現さない女優なんていくらなんでも怪しすぎて現実では騙しきれないと思うけど・・・まぁその辺はつっこまないで見るのが吉。
気楽に見て楽しむ映画としてはなかなか面白いです

自分の思い通りに動く理想の女優を作り出したのに振り回されているのは自分だった・・・指導権は監督にあるのかそれとも人気のある俳優にあるのか・・・見る側としては面白ければなんでもいーんだけどね(  ̄ー ̄)。
タランスキー監督は「女」に翻弄される人生だなw。

全米をとりこにしたシモーヌの美貌は実際の監督もとりこにしたようで・・・アンドリュー・ニコル監督はCG主演女優のレイチェル・ロバーツと結婚したそうだ。
なんだかなぁ・・・最近、監督と主演女優がくっつくのって多くないかあぁ( ´ー`)y─┛~~~ 職権乱用・・・。