藍宇(ランユー)情熱の嵐(2001・香港)

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88年から90年代後半にかけての北京を舞台に、青年実業家と、 彼の愛人となる藍宇(ラン・ユー)との葛藤する想いを描いた映画。ある日、貿易会社社長でバイセクシャルのプレイボーイ、捍東(ハントン)は、北京に出てきたばかりの貧乏学生、藍宇(ランユー)を買う。その場だけの関係だったハズの2人は、やがて街角で偶然再会することに。お互いの純愛に気づき始めた2人は、捍東の家で同居生活をはじめる。そんな矢先、些細ないさかいから家を出た藍宇は、ごう音が轟く天安門広場へと向かっていった…。

自分の社会情勢や時事の知識のなさがくやしい・・・歴史的に有名な天安門事件が描かれているのによく知らないのでピンとこなかった_| ̄|○
こういう社会的な事がストーリーの味になっている映画はちゃんと勉強しておかないと十分に楽しめないな〜と実感。
この年代の香港の激動っぷりは日本にいてもニュースでばんばん情報が入ってきたんだよなぁ・・・ちゃんと見てなかった。


中国では同性愛はご法度なのでラブシーンに過激さはなくても男同士ってだけで十分刺激的なんだろうな(^^;
しかも監督はゲイであることをカミングアウトしてるし。


ストーリーは十分に波乱万丈、一夜限りの関係のつもりがくっついたり離れたり・・・しかも時代背景だけでもかなり激動!。
でも、映画そのものは演出がいけないのか波がなかった、後半居眠りしてラストを覚えていない・・・あぁぁ_| ̄|○

う〜ん・・・「ブエノスアイレス」を見てしまったせいかどうしてもくらべてしまうけど、やっぱり主演二人のムードが全然違う!
藍宇役の人は目がくりくりっとしてて可愛い!けど、ハントン役の人が普通のおっさんで・・・(−−;
だめだ〜トニーとレスリーのただよう色っぽさがない〜〜・・・・。
原作があるらしいのでそちらも読んでみたい。そっちの方が面白いかもなあ。