ソウ/SAW(2004・米)

公式HP http://sawmovie.jp/

老朽化したバスルームで覚醒する2人の男、アダムとゴードン。どちらも片足を太い鎖でパイプに繋がれ、身動きがとれない。部屋のほぼ中央には、頭部を撃ち抜いた死体が転がっている。全くの不可解な状況で彼らに与えられたのは、テープレコーダーとテープ、一発の弾丸、タバコ2本、携帯電話、2本のノコギリ。テープを再生すると、生き残りたければ、6時間以内に相手を殺さなくてはならないと告げる声が。いったい誰が何のために?そして、なぜ、彼ら2人なのか…。

見てる間ずーーっとドキドキしっぱなしだった!((( ;゜Д゜)))
久しぶりに手に汗握る映画でした。
鑑賞後、落ち着いて考えてみると細かいつっこみドコが満載なんですけど・・・
持続性切迫度は最大級!ΣΣ(゜д゜lll)ガガーン!!
「セブン」+「CUBE」っぽいです。パンフを読んだら監督さんは影響を受けた作品にあげてました。
前者ほどの深みはなく後者ほどのスリルはないんですが、ネタが尽きた感じがする最近のサスペンス映画の中ではピカ一でした。
これだけ楽しませて(決して愉快という意味では・・・ないです)もらえたらいいのではないでしょうか!!。
あ、カメラワークとか編集がちょっと堤幸彦ちっくなので一瞬「トリック」かと思いましたw。
この手の映画が好きな人は一見の価値ありです。
趣味があえばカップルで行くのもオススメ〜一緒にドキドキして下さい♪
(´∀`)9ただし! スプラッタな描写はかなりキツイですので、グロいですので、エグいですのでその辺は心して行くように・・・(゜ー゜*)ふふ♪。
謎解きヒントは最初から画面に出ているので一瞬たりとも気を抜けない!!
パンフには結末までストーリーが書いてあるので鑑賞前に中は見ないほうがいいですよ〜。

↓ネタバレ☆↓

話が進むにつれてだんだんと冷静さを失っていくゴードン医師が怖かった・・・手を伸ばしても届かない携帯電話を取るためにのこぎりで自分の足を切断するシーンはもう・・・直接的な描写はないけど何をしてるか嫌でも想像してしまうので怖さ倍増。ジグソウの仕掛けた他のゲームも残酷なうえに手が込んでいる。でも、犯人は末期の脳腫瘍患者なのにこんな事をする体力がよくあったなぁ・・・しかも6時間以上死体の振りして・・・よくバレなかったなぁ(−−;じーっと動かないでいるのってかなり疲れるだろうに。犯人像と動機がちょっと弱い、ゲームに選ばれた人たちの理由もイマイチ弱い、あと相手を殺さなくては自分が死ぬって葛藤の描き方も足りなかったなぁ。細かいつっこみどこはありますが不条理ホラーのようによくお茶を濁した終わりではなくちゃんと論理的な結末とオチをつけたのは素晴らしい!!ゲームオーバーと電気を消してドアを閉めるラストシーンは悪趣味この上なくて・・・好き(・∀・)アダムの足の鎖をはずす鍵は冒頭でバスタブの排水溝に吸い込まれてしまっっていた・・・最初から助からない運命だったのか。鑑賞後はジグソーパズルのピースが次々とはまっていくような感じがした。映画内のVTRに出てきた人形は無条件に怖かった。