タクシードライバー(1976・米)録画してたものを鑑賞

タクシードライバー コレクターズ・エディション [DVD]
タクシードライバー Wikipedia

ニューヨークの夜を走るひとりのタクシードライバーを主人公に、現代都市に潜む狂気と混乱を描き出した傑作。
ベトナム帰りの青年トラビス・ビックルは夜の街をタクシーで流しながら、世界の不浄さに苛立ちを感じていた。大統領候補の選挙事務所に勤めるベッツィに目をつけ話しかけなんとかデートの約束をとりつけたトラヴィスだったが、彼女をポルノ映画館に誘ったことで絶交されてしまう。毎日、街をタクシーで流す彼は「この世の中は堕落し、汚れきっている。自分がクリーンにしてやる」という思いにとりつかれ、それはいつしか確信に近いものにまでなったやがて、そんなある日、麻薬患者、ポン引き、娼婦たちがたむろするイースト・ビレッジで、ポン引きのスポートに追われた13歳の売春婦アイリスが、トラビスの車に逃げ込んできた。トラビスはスポートに連れ去られるアイリスをいつまでも見送っていた。闇ルートから銃を手に入れたトラヴィスは自己鍛錬を始める、そして彼の胸中にひとつの計画が沸き上がる……。

30年近く前の映画とは思えないほどの映像美。排気口から上がる蒸気や自動車のテールライト、ネオンサインがトラビスの孤独と狂気を際立たせてる〜なんて思ったり。それにしてもデ・ニーロってイカレた役がはまる・・・本当におかしくなっているんじゃ(;´▽`A``。
正直いってストーリーはよく分からなかった、この映画のもつ深みが今ひとつ理解出来ない。もう少し違う心境のときにみたら別の感想を持つかもしれないけど。
12歳半の娼婦役のジョディ・フォスターは・・・小柄なのにものすごく存在感があった。服装とかインテリアとは今見ても古臭さを感じないくらいにセンスがある、レトロな感じがこれまたいい。音楽もしっとりと映像にマッチしてて素晴らしい。
人を狂わせるのは孤独なのだろうか・・・( ´ー`)。暗いテーマの映画です、落ち込んでるときに見るとさらに落ち込むし、それなりに元気な時に見ると主人公に共感出来ないから面白味が分からないし・・・万人受けする映画ではないですね(^^;。
デ・ニーロとジョディ・ファスターの演技だけでも見所なんだけど。