ネバーランド(2004・英・米)

公式HP http://www.neverland-movie.jp/

20世紀初頭のロンドン。劇作家のジェームズ・バリは、公園でシルヴィアと4人の息子たちに出会う。三男のピーターは、父親の死後子供らしさを失っていたが、ジェームズはその姿に、自分が幼い頃に作り上げた想像の世界、ネバーランドを思い起こす。一家との交流で心の安らぎを覚えるジェームズだが世間ではあらぬ噂が立ち、ジェームズの妻メアリーは孤独を感じていた。やがて新作「ピーター・パン」が誕生するのだが…。

ジョニーさえ見れればいいか〜と気楽に見に行ったのですが思いがけずいい映画でした。派手にストーリーが盛り上がったり劇的な展開を見せる話ではありませんでしたが、丁寧にしっかりと作りこまれていたので心にしみる感動を味わえました。しばしば泣きのツボを刺激されてホロリと涙が( TДT)。特にピーターが大人のウソはもうたくさんだ!!っと叫ぶシーンは胸にささりました。子供から大人になるくらいの年齢の子に口先だけの言葉(ウソ)は傷つけるだけなのかもしれないと感じました。
ピーター・パンといえば子供の頃、郁恵ちゃんの舞台を見たのを思い出す、瀕死のティンカー・ベルを助けたくて必死に拍手をしたなぁ・・・。
人生を楽しくするにはちょっと想像力を働かせること。夢見ることは決して現実逃避ではなく残酷なこの世界を生き抜くために必要なこと・・・信じていればきっとネバーランドに行けるんだ!。どんなに過酷な人生であろうとも歩いていかなくてはいけないのだから・・・それなら楽しく歩きたい。
人生は素晴らしい!そう信じる価値があると思いたい。

ストーリーはもちろん良かったけどジョニーのコスプレの数々は鼻血もの(〃▽〃)キャー♪レトロな格好が似合うこと似合うこと・・・マントを翻したり、ステッキを振り回したり・・・インディアンやら海賊やら・・・いいもん見せてもらいました(*_ _)ノ