スターシップ・トゥルーパーズ2(2004・米)

公式HP http://www.sonypictures.jp/homevideo/starshiptroopers2heroofthefederation/index.html

昆虫型宇宙生物バグズと人類の死闘が日増しに激化する近未来。最前線で交戦中の地球連邦軍の中隊は、バグズの包囲網に退却を余儀なくされ、付近の前哨基地に立てこもる。基地はバグズの襲撃で荒廃し、救助要請のための通信装置も使用できない。だが基地内を探索していた軍曹が、焼却炉の中に生存者を発見。彼の名はダックス大尉。数々の武勲で知られる英雄だが、無策な上官を戦場で殺害した罪で幽閉されていたのだ。そんな折、バグズが基地を急襲。微弱ながらサイキック能力を持つ女性兵士サハラニが、咄嗟の判断でダックス大尉を解放する。ダックス大尉は電気バリア装置を再起動し中隊の危機を救う。だがしかし!バグズは思わぬ形で基地内部に潜入していた!。

前作(メモはこちら)が面白かったので続編があるなら見たいと思ってDVDをレンタル。
制作費100億(円?ドル?)だった前作に比べて5億の低予算な今作。
しかもアメリカでの有料放送のテレビ用に製作されたので映画ではないのだけど、前作の人気が高かった日本では劇場公開されたらしい。
まったくチェックしてなかったので知らなかった(^^;。
5億・・・ドルでも円でも大金なのにハリウッドでは「低予算」になるのか、映画作るのってお金かかるのねぇ( ´△`)前作ほどの迫力はないけど(あのアクションの爽快感は潤沢にある資金のおかげだったのか)最初から終わりまでずーっと画面を暗くしたりスモークを焚いたりしてごまかし・・・いや工夫しているのでチープさはあるけどしょぼさは感じませんでした。
迫力あるSFアクション映画を作るには制作費がいる→金ない!→人間メインにすればOK(#  ̄ー ̄)〇
そんな訳で(?)たくさん映すとお金のかかるバグズは少なめでメインキャストがほぼ出ずっぱりでした(何気にUPが多かった)。
舞台になるのは逃げ込んだ前哨基地、ここで繰り広げられる人間ドラマが見所
信頼しえあるはずの仲間が実は・・・!?急に様子が変わった兵士に対しての疑心暗鬼、追い詰められる兵士、そしてバグズたちの恐るべき計画とは?
貧乏だけど地味だけど真面目に作ってるのが伝わるのでこれはこれで楽しめました。
風刺たっぷり真面目におふざけしてた前作を期待して見ると裏切られますけど(^^;。
グロさは控えめですがダメな人はやめておきましょう、期待してた人は残念でした(´・ω・`)
グロいのってお金がかかるのね。
SFアクションがSFサスペンスホラーに作風が変わっているし前作の登場人物は出てこないので続編というよりも外伝っぽい。
派手な前作に比べてしまうと地味ですがメインキャラがしっかりと性格付けされてるし、いつのまにか引き込まれてしまうストーリーも良かった。
ラストの傷痍軍人のセリフは強烈・・・戦争反対!!未来ある赤ちゃんになんてことを!!。
そうそうB級映画っぽくそれなりにサービスカットはありますよ( ̄ー ̄)ニヤリ