メゾン・ド・ヒミコ(2005・日本)

公式HP http://www.himiko-movie.com/index.html

塗装会社で働く事務員の沙織はゲイである父親を嫌い、その存在を否定して生きてきた。ある雨の日、春彦という若く美しい男が訪れてくる。父がガンで余命いくばくもないことを知らされる。春彦は父の営む老人ホームを手伝わないか、と誘う。"メゾン・ド・ヒミコ"ゲイのための老人ホーム、春彦はそこで働いた、そして彼は父親の恋人だった。

奥さん・・・オダギリジョーがゲイ役ですってよキイタ?( ゜д゜)オクサン(゜д゜ )アラヤダワァ・・・
あと柴咲コウ好きなんで主演二人を楽しみに見に行きました。
新宿武蔵野館は整理券を配るのでレイトショーを見る時はとても便利、始まるまで新宿をブラブラしたりゴハンを食べたり出来るのが(・∀・)イイ!!。
上映時間の一時間半前に整理券をもらったのにすでに60番目だった・・・Σ( ̄□ ̄;)コレってそんなに人気の映画なの!?
オダジョーのゲイ役に釣られる腐女子の多さにびっくり〜ではなく犬童一心監督と脚本家渡辺あやのの『ジョゼと虎と魚たち』コンビの引力によるものらしい。
私は純粋に柴咲コウとオダジョーのゲイ役を楽しむために見に来たぞv( ̄Д ̄)v。

期待していた(ナニかは聞かないコト)描写やシーンはなくて、誰にでも訪れる死や親子の葛藤、そしてどーにも出来ないのに恋してしまった悩みなどを淡々と美しい映像で綴った映画でした。
思ったよりも長くて(131分)まったり〜とした雰囲気なので劇場で見るのはつらかった(;´Д`)家でお茶でも飲みながらゆっくりと見たい。


ストーリーよりも映像が素晴らしかった!!
なんといってもメゾン・ド・ヒミコ!あのホームが芸術品です。
ヨーロッパのリゾートホテルみたいな外観だし、中のインテリアもじたばたと身もだえするくらいに可愛い!!リビングやテラスなどの共用部に置いてある小物のセンスのいいこと!!あ〜〜!!持って帰りたぃぃ!!住人たちの部屋もそれぞれの個性に合わせて素敵にコーディネートされてるし・・・ヒミコの天蓋付きのベッドは女の子なら絶対に憧れる一品!。一番住んでみたいのは山崎さんの青い部屋!波をかたどったベッドで寝てみたい(ρw-).。o○
メゾン・ド・ヒミコのインテリアメインの写真集とかあったらほしい・・・眺めてるだけで楽しくなる。


映像が凝っていて綺麗なんで楽しめましたヽ(´ー`)ノ
ダンスホールでみんなが踊りまくってるシーンは最高!ここが一番盛り上がって楽しかった。
柴咲コウはそばかす書いたり眉を太くしてメイクダウンしてるのに目ヂカラあるからちっともブスに見えません・・・。

映画全体が少女漫画っぽい雰囲気で女性の頭の中にしかいないような浮世離れした人物ばかりの中で女子社員に手を出しまくりの西島秀俊演じる細川専務が妙にリアル・・・そういやこの人「あすなろ白書」で掛居くん(♂)に恋する役だったなぁ、今回のキャスティングは過去の功績が買われてのことか!?。