グエムル -漢江(ハンガン)の怪物-(2006・韓国)

公式HP http://www.guemuru.com/

遊覧船がゆったりと往来し、家族連れや恋人たちが束の間の休息を求めて大勢集まってくる。そんな韓国の“平和の象徴”ともいえる漢江(ハンガン)に、ある日突然、正体不明の巨大怪物≪グエムル≫が現れた!
次々と人間を襲う≪グエムル≫。その魔の手はついに、河川敷で売店を営んでいるパク一家に迫った。そして≪グエムル≫は長男カンドゥの娘ヒョンソをさらい消えてしまう…。この事態を受け政府は、≪グエムル≫は感染者を死に至らしめるウイルスの宿主だと発表。一帯を封鎖した。 哀しみにくれるパク一家。特に普段から頼りない男だったカンドゥは、娘を失い、もはや抜け殻のようになってしまう。だがその夜、カンドゥの携帯電話に着信が──「お父さん助けて!」──ヒョンソの声を聞いた父と一家は、政府に追われながらも漢江に向かう!

怪獣(V)o\o(V)映画・・・っていうより
ゴジラ+廃棄物13号(パトレイバー)+カオナシ+ジュラッシクパーク+面白家族


米国批判や情報操作や親子愛や家族愛、色んな要素がつまっていて、まさに映画のチゲ鍋や〜(by彦馬呂)


序盤にモロだしなグエムルは迫力満点!
CGがものすごく綺麗!なめらかにヌメヌメと暴れまくって市民を食いまくる姿はおぞましさ全開


じらさずにさっさとグエムルを出して、娘がさらわれちゃったっていう序盤のつかみと展開は度肝を抜かれた( ; ゚Д゚)
中盤以降は話の進み方がゆるくてたるかったけど、俳優さんたちは演技が上手だし、CGは綺麗だし、情報に振り回される滑稽さへの皮肉もあったし、アメリカって他の国でやりたい放題なのね〜って感じだし、ところどころスパイスが効いてて面白かった。娯楽もあるけど、さりげなく社会派映画。
グエムルは在韓米軍の研究施設による廃棄物不法投棄によって生まれた←この辺がちょっと反米ちっく。
ホルマリンを流し台から捨てる冒頭、大量の空になった瓶が横スクロールで映るシーンは背筋がゾクっとした。
(;´Д`)あんないっぱい流したら、環境汚染されて怪獣の一匹や二匹誕生しちゃうよ〜!。


なんだかよく分かんないこと書き並べたけど、ゆるさ、馬鹿馬鹿しさ、マジなのかギャグなのか・・・微妙だ!って雰囲気が大丈夫な人なら楽しめる(≧∇≦)b


殺人の追憶グエムルを見てつくづく感じたのは
韓国のギャグ(監督のギャグセンスかも)は私のツボに合わない
はっきり言って面白くなかった( ´_ゝ`)
え?ここ笑うトコ!?・・・って、戸惑うシーンがちらほらあったし


漢江から陸にあがってバクバクと人を食べるグエムルの姿はまさにカオナシだった・・・パトレイバーだけじゃなく千と千尋の神隠しもパクってたのかw


ヒョンソ役のコ・アソンはあんまり可愛くないけど
ペ・ドゥナは可愛すぎヽ(´ー`)ノ

いくつか疑問が残って消化不良だし、一言では説明出来ない映画だけど、個人的には好き
ポン・ジュノ監督の次回作もまた見に行く(*^ー゚)b