真珠の耳飾りの少女(2003・英・ルクセンブルグ)

真珠の耳飾りの少女公式HP

1665年オランダ。失明したタイルの絵付師の父の代わりに家計を支えるため、画家フェルメールの家で使用人として働くことになった17歳の少女グリート。やがて、優れた色彩感覚をフェルメールに見出された彼女は、彼の手伝いをし始める。

BSで放映したものを録画して鑑賞


アメリカの作家トレイシーが「真珠耳飾りの少女」という絵から
妄想を膨らませてインスピレーションを得て
画家とモデルとなった少女の関係を書き上げた同名小説の映画化


芸術にはまったく縁がない生活をしているので
この映像美の素晴らしさを存分に味わう感性がないのが残念
N○Kの迷宮美術館で見たフェルメールの絵が動いているようでした
光と影のコントラストがくっきりしてて画面が綺麗!
周りが暗かったりくすんだ色をしている分だけ
鮮やかな青が非常に美しく感じました


グリート役のスカーレット・ヨハンソンがひたすら美しかった
あの薔薇のような赤い唇と白磁器のような白い肌のコントラストは
エロイとか色っぽいというよりも淫靡(´Д`;)
耳飾りをつける(ピアスの穴をあける)シーンはなんだか恥ずかしいぃぃ
なんつーか濡れ場そのものよりも意味ありげで艶っぽいし(*ノノ)
貫通した後に流す、ひと筋の涙は真珠よりも美しい宝石さ☆


メイドさんとご主人様の禁断の×××ってのを
想像していた自分の俗物っぷりに絶望するくらいの
芸術性が高い映画でした
名画を鑑賞するような厳かな気持ちでどうぞヽ(´ー`)ノ