ぼくは怖くない(2003・イタリア)

ぼくは怖くない公式HP

1978年の夏、南イタリアは記録的な猛暑に見舞われていた。周りを麦畑に囲まれた5軒の家からなる貧しく小さな村。両親と妹と暮らす10歳のミケーレはある日、廃屋の裏に不自然にふさがれた穴を偶然見つける、中を覗くと、なんと鎖につながれた男の子が横たわっていた。「あの子は誰?どうしてこんなところに閉じ込められているの?」恐ろしさのあまり友達はおろか両親にも言えずにいた。どうしても少年のことが気になり頻繁に穴に訪れるミケーレ。
そんな中、大人たちの会話を盗み聞くことによって少年と関係のある恐ろしい「何か」に気づき始める。大切な家族が何か「とんでもないこと」に関わっているかもしれないという事実は幼いミケーレはなかなか受け止められない。しかし少年を助けるためには、彼なりの"精一杯の想像力"を膨らませてこの現実と向き合わなければならない。
それは彼の子供時代の終わりと未知の勇気の発見を意味していた。

BSで放映したものを録画して鑑賞

南イタリアの風景画美しい(≧∇≦)
主役の子と穴の少年役の子が可愛い
穴の中で少年を発見するシーンは・・・
私は怖くない怖かった(;つД`)
いつまでも無邪気ではいられない
少年時代が終わる衝撃を見事に表現していました(謎


純真無垢な少年の成長と冒険の物語かと思いきや!
大人たちの汚れちまった悲しみを
子供視点で描いたハードなお話でした(たぶん
ラストに向けての展開はかなりハラハラドキドキ
最後のまぶしい光は救いであってほしいな


ミケーレと穴の中の少年が転げまわる麦畑の美しさは必見!
そのもの青き衣をまといて・・・黄金の海を・・・w